エビデンスのレベル

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エビデンスって要は証拠とか根拠のこと。たとえばある病気に薬を使うとして、それは本当に意味があるの?って思うことは結構ある。客観的に、どのくらい意味があるかを示しているのがエビデンスレベルってこと。

生命科学系や医学系の研究は一発の実験で正解がわかるほど簡単なものはほぼない。だから複数のエビデンスの強い論文で同じ結果がでてはじめて真実だろうって判断する。エビデンスの強さにはランクがあって、エビデンスレベルで分けている。

医療分野では各学会がガイドラインっていう診療の指針を示してる。だいたいどのガイドラインでも最初の方にエビデンスレベルについて書いてあるからチェックするとよいかも。例えばこの循環器学会とか。不整脈のガイドラインの2022年版ではエビデンスレベルをA,B,Cの3つに区分している。

ちなみに専門家の意見のみは最低のエビデンス。口だけならいくらでも言える。このエビデンスレベルって概念はまだ歴史が浅いので、おじいちゃん先生とかで知識をupdateしてない人にはこの考え方ができない人がいるから要注意。

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